ありがとう通信

社長の話 2022第1弾

ありがとう通信 2022年1月13日

昨年は、皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。

お陰様で、堀伊木材も新しい年を迎えることができました。

ひとえに堀伊木材を可愛がって下さったお客様一人一人、

そして協力して下さったスタッフの方々のお陰です。

心から感謝申し上げます。

今年も皆様に仕事等を通じて喜んで頂ける何かを考えていきたいと強く願って

行動していきますので、どうかよろしくお願いします。

 

さて、今年の抱負としましては「笑える年であり、笑顔で過ごせる年」にしたいと思っております。

先月号で少し書かせて頂きましたが、幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれるという事が大事と考えます。

そして、笑って幸せな言葉を使っている人には、幸せだと思える人が集まってくるとも思っています。

それによって、色々な面で良い結果が生まれると信じています。

やっぱり人様から「ありがとうね」「あなたに出会えてよかったよ」なんて言われたら

涙が出るほど嬉しいものです。自分の免疫力も上がって健康にもなれますよね。

喜ばれる存在になる事柄は、色々あると思いますが、私がある本を読んで感動した事を書かせて頂きます。

ずいぶん昔の事なので、どの本だったかは不明ですが…。

内容は、ある男性の長女さんの事です。

その長女さんは、知的障害を抱えています。

普通の子供さんよりも筋力が足りないため、早く走ることができません。

運動会の徒競走では、いつも「ビリ」です。

長女さんが小学校6年生の時、運動会の前に足を捻挫してしまった友達がいました。

長女さんは、この友達と一緒に走ることになっていた為、その男性の妻はこう思ったそうです。

「友達には悪いけれど、初めてビリじゃないかもしれない…」

運動会を終え、妻はニコニコしながら帰ってきました。

男性は「ビリじゃなかったんだ」と思ったのですが「今回もやっぱりビリだった」と言うのです。

今回もビリだったのに、どうして妻はいつも以上にニコニコ嬉しそうにしていたのでしょうか!?

徒競走が始まると、長女さんは足を捻挫した友達の事を何度も振り返り、気にかけながら走ったそうです。

自分のこと以上に、友達が無事にゴールできるか心配だったのでしょう。

友達は、足をかばうあまり転んでしまいました。

すると長女さんは走るのをやめ、友達のもとに駆け寄り、手を引き、起き上がらせ

2人で一緒に走り出したそうです。二人の姿を見て、生徒も父兄も先生も大きな声援を送りました。

そして、ゴールの前まで来た時、長女はその子の背中をポンと押して先にゴールさせた…と言うのです。

 

男性は気が付きました。

人生の目的は、競い合ったり比べたり争ったりすることでも、頑張ったり努力したりして

「1位になる」ことでもない。(㊟スポーツの世界では1位になる事は大事ですが…)

つまり、人生の目的は「喜ばれる存在になる事」である。

男性は、その事を長女さんから教わりました。”ありがとう”という言葉は、本当に素敵な言葉だと思います。

自分からありがとうと言う事も大事ですが、人様から「ありがとう」と言ってもらえる事の方が

とても大事だと思うのです。

こちらから先に喜んでもらえるような事を考え、そして実行していく。

人様から「ありがとう」の言葉を頂けたときは最高です。

これからも少しでも多くの人様から「ありがとう」の言葉を頂けるように精進していきますので

今年もどうかよろしくお願いします。

 

寒い日が続きますが、皆様におかれましてはお風邪などひかれませんよう、お身体を大事にお過ごしくださいませ。