ありがとう通信

社長の話し 第12弾

ありがとう通信 2014年12月1日

今年も、終わりに近づいています。

皆様には、今年もお世話になりまして、本当にありがとうございます。

そして、毎月の“ありがとう通信”を読んで下さりとても感謝しております。

さて、今月号では、私の仕事に対する考え方を書かせて頂きたいと思います。

考えが間違っているとおっしゃられる方もおられるかも知れませんが、

その時はどうかご容赦下さい。

私は社長という立場にいます。社長業の他に先頭きって、

営業もさせてもらっています。

家という高額なものを新築させて頂いたり、リフォームをさせて頂ける事は、

弊社を信じて私を信じて頂いているからこそだと思うのです。

私の立場はしつかり会社を経営していかなければいけない立場です。

それには、仕事を頂けることが最も大事になってきます。

お客様が弊社を選んで頂けた理由は、お客様一人一人さまざまな思いから決めて頂いたと思うのです。

その中でも私が考える最も大事なことは“人”だと思うのです。

なぜならば、製品はどの会社でも同じものを使ったりしますが、新築やリフォームは

人が造りますので、造り手の気持ちが大事になってきます。

働くとは、はた(他)が楽になることだと聞いたこともあります。

まだまだな私ですが、お客様と接している時に大事にしていることがあります。

最初の出会いの時にお客様の求めていらっしゃる事が分かれば良いのですが

全て分かるのは難しい部分があります。しかし、縁あって2回目、3回目とお客様と

接していくうちにお客様の求めていらっしゃる事が分かるようになります。

『土地を探しているんだけど、どんな土地なら良いか分からない』とか

『まだ家を建てるのは先だけど、自分達にあった家はどんな坪数なら良いのだろう』とか

お客様の不安はさまざまです。

会社にとって仕事の注文を頂ける様に頑張っています。

しかしながら、うまく言えないのですが、私がその不安解消の為に動く事で、

お客様の不安が消えて喜んで頂けるなら、たとえ仕事が頂けなくても、

それはそれで良いと考えています。

世の中には動いたらお金という職業もありますが、私の仕事は一つ一つ

お客様が抱えていらっしゃる不安や問題を一緒に解決していく上で、

信頼して頂けて、初めて仕事につながると信じています。

もう一つ、私が勉強させてもらったことの一つで、“心の空間”の法則というものがあり、

それは「相手の空間をおかす人」とは、長く一緒にいられないという法則です。

縁が切れる原因っていろいろありますが、ほとんどの場合、

「相手の心の空間をおかしたこと」らしいのです。“心の空間”っていうのは、

「自由にのびのび動ける場所」とも考えられます。たとえば、縁あって結婚してからの場合、

付きあっている時でも、相手が好きでたまらない時は、お互い相手の

“心の空間”に入り込んでも文句を言わない時期があります。

だけど、お互いがもともと他人だから、相手とは違う“心の空間”があります。

「この人は、このくらいの空間だから」って認めてくれる人とは長く一緒にいられます。

「心の空間を認めてくれる人」は、自分の“心の空間”の中にいてもいいということです。

つまり、相手の“心の空間”を認めなかったり、減らそうとする人がそばに

いることが耐えられないということです。

私は、お客様とお話をさせて頂く上で、大事にしていきたいことは、

お客様の心を軽くして“心の空間”を広げる仕事が出来たら、本当に最高だと考えています。

目の前に与えられた仕事を誠実にこなしていきたいと思っていますし、

今以上にお客様から、笑顔やありがとうの言葉を言って頂ける様に

これからも精進していきますので、どうかよろしくお願いします。

P・S

だんだん寒くなってきました。風邪などひかれない様にお身体を大事にお過ごしくださいませ。