ありがとう通信

社長の話 第9弾

ありがとう通信 2021年9月1日

いつも皆様には大変お世話になりまして、本当にありがとうございます。

そして、毎月この“ありがとう通信”も読んで下さり感謝いたしております。

さて、今月号は、先月号で書かせて頂きました、「私(社長)自身の考えと人間力を高めていきたい」の続きを

今月号では書かせて頂きたいと思います。

まず一つ目が「聞き手にまわる」ですが、人は話し上手よりも聞き上手な人を好くと聞きます。

たしかにそうだと思います。自分が話すことを聞いてもらえる人には、もっと話がしたくなるものです。

私も経験がありますが、自分の事を話すには、相手の事を信用するところから始まりますが、私は信用した人だから

他には話せないことを話しました。でもすぐに話の腰をおられたのです。しかも、その内容ではなくて、その人の話したかったことで腰を

おられたのです。私は、話をするのをやめました。当然その人の話を聞く気にもならなくなり、会話は途切れました。でも、人間力を高めるには

自分の話を聞いてくれなくても、その人の話を聞いてあげれるくらいの度量があったらよかったのですが!

これからは、そういう時でも聞くことができる人間力を磨いていきたいと思っています。

二つ目は、「相手の関心を見抜いて話題にする」です。人の心をとらえる近道は、相手が最も深い関心を持っている問題を話題にすることだと思います。

私は、自分の心の不安を取り除くことをして頂けた人に心から感謝することがあります。

ですから、私自身も、相手の方が不安や悩みをもっておられる場合は、心を軽くできるように一生懸命話をしたり、その方のために

行動したりしています。そうすることによって相手の方に喜んで頂けた時は、自分自身の心も最高に幸せを感じます。

三つ目は「人の身になる」です。相手は間違っているかもしれないが、相手自身は自分が間違っているとは決して思っていないのであります。

だから、相手を非難しても始まりません。相手の考え、行動にはそれぞれ相当の理由があります。その理由を探し出さねばなりません。

そうすれば、相手の行動、相手の性格に対するカギまでにぎることができます。

そこで大事な事は、本当に相手の身になってみることが重要だと感じます。

四つ目は「おだやかに話す」です。腹が立った時、相手を思い切りやっつければさぞかし胸がすくかもしれませんが

やっつけられた方は、同じように胸がすくわけではありません。

ケンカ腰でやっつけられて気持ちよくこちらの思い通りに働いてもらえるだろうか?

答えは働いてもらえないと思います。

私自身気を付けていることは、腹が立ったままにしないことです。最初は腹が立っても

相手の立場になったら、そんなこともあるよねって考えるようにしています。

五つ目は「しゃべらせる」です。相手を説得しようとして自分ばかりが喋る人がいます。

相手に十分喋らせることが重要だと思います。

相手のことは、相手が一番よく知っているのだから、当人に喋ってもらった方が良いということです。

私も日々の中で勉強させてもらっていますが、自身で気を付けていることは“説得より納得”してもらうということです。

もっともっとこれからも日々勉強していきたいと思っていますのでどうかよろしくお願いします。

 

P.S 残暑、厳しい日ありますが、皆様にはくれぐれもお身体に気をつけてお過ごしくださいませ。