ありがとう通信

2016年 社長の話し 第六弾

ありがとう通信 2016年6月1日

いつもお世話になりありがとうございます。
皆様には、日頃よりこの“ありがとう通信”をお読み下さり感謝しております。
さて、今月号は、私の仕事、プライベートでの生活の中で、
かなり助けられている『人生学』についてです。
簡単な一例をあげると、桜は人々の心をなごませます。
でも、いずれ散ってしまい冬には、木だけになってしまいます。
しかし、春がくれば、満開の花を咲かせます。
それを人生学に落としこむのです。
つまり不幸な出来事は続かないという事です。
必ず花を咲かせる時期が待っているという事です。
こんな風に幸せに生きていく為の法則!!
つまり、幸せを感じる事の心の持ち方をどうするかを重要と考えます。
『どうしたらこれからの人生を今まで以上にしていく事ができるのか!?』
それは、自分自身の“器”を今までよりもっと大きくする事が必要になってきます。
器量について、こんな言葉があります。
「自分の花をしっかり咲かせることも大事だけどそれができたら

今度は相手の花を咲かせるお手伝いをする。
そうやっていろんな所に花を咲かせます。
自分ばっかり咲いてちゃだめなんだよ。
自分もしっかり咲いて、さらにまわりにも花を持たせる。
それが、器量だと思います。
そして、人をゆるせるのも器量の中の大事な所だと思います。
その昔、豊臣秀吉という、とても器量の大きい人がいました。
その大きさの一部をご紹介させて頂きます。
豊臣秀吉の飼っていたツルが逃げだすという事件がありました。
その時、ツルの世話をしていた人は、打ち首か切腹を言い渡されることを覚悟していました。
そこへ秀吉が来て
「そのツルは外国まで飛んで逃げたのか?」と聞きます。
それに対してその世話をしていた人は
「飼っていたツルだから、外国までは飛んで行けないと思います。」
それを聞いた秀吉は、
「日本にいるならウチにいるのと同じだ」と言ったのです。
それで世話をしていた人が何か罰を受ける事はありませんでした。
日本全土を自分の庭のように考えている秀吉の器量も大きいのですが、
この時、秀吉は何よりもその世話をしている人のことを許したかったのです。
秀吉にも秀吉の立場があります。
上に立つ者として、下の者が失態をしたときは、罰を与えないと統制がとれません。
また、世話をしていた人にも立場があります。
そして、責任もあります。
飼っていたツルを逃がしてもいいということではないのです。
そこをどうすれば自分の立場も守れて、相手のこともゆるしてやることができるかと
考えるのが秀吉の将たる器の大きさではないでしょうか!?
人はゆるせないことが多いよりも、ゆるせることが多い方が幸せだと思います。
人をゆるせるのも器量です。
そして、ゆるせることの多い方が人は幸せになれるのだと思うのです。
私の仕事は社長業です。
日々精進して器量の大きい社長になっていきたいと強く思っています。
これからも、毎日頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします。

P.S身体もだるい時期ではありますが、皆様には、お身体を大切にお過ごしくださいませ。